宝箱 [日記]

あなたのいる写真が好きでした。
写真が上手いとか下手とか、難しい事とか、誰かの評価とか
本当はどうでもいいことなんです。
たとえ、あなたが嫌った写真でも。
大切な人が写っていてさえくれれば、
それが私にとってのポートレート写真なんです。
けれど、そうでなくなってしまった時、
その写真たちはポートレートではなくなってしまう。
ならば、そうなる前に、ここを閉じてしまおうと思う。
ここを見に来てくれてありがとう。
ひきずらなきゃいけないほどのたくさんの思い出をありがとう。
宝箱ってのは昔っから重たいのがきまりだ。歩くのが苦しいほどに。
だから、いつか綺麗な海にたどり着いたら、
誰の手も届かないところへ沈めるよ。





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